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電動オナホの動作音を数値で確かめようとすると、すぐに壁に当たります。そもそもdB(デシベル)値を公表しているメーカーと、公表していないメーカーがあるからです。数値が存在しないところに、数値を並べることはできません。
この記事は静音機種のおすすめではありません。2026年7月26日に各メーカーの公式製品ページと公式取扱説明書PDFを確認し、どの機種の公称dBが公表されていて、どの機種が公表されていないかだけを一覧にしたものです。公表・非公表の分かれ方そのものが、買う前に知っておく価値のある情報だと考えています。

公称dBの公表状況一覧(2026年7月26日・メーカー公式で確認)
| 機種 | メーカー | 駆動方式 | 公称dB | 公式の表記 | 確認した情報源 |
|---|---|---|---|---|---|
| The Handy(初代) | Sweet Tech AS | 往復(ストローク) | 60dB(最大) | “Noise (max) 60 dB” | 公式製品ページの仕様欄 |
| The Handy 2 Pro | Sweet Tech AS | 往復(ストローク) | 60dB未満(最大音量時) | “<60 decibels” | 公式製品ページの仕様欄 |
| A10サイクロンSA +PLUS | VORZE(株式会社RENDS) | 回転 | メーカー非公表 | 数値の記載なし | 公式製品ページ・公式取扱説明書PDF |
| A10ピストンSA +PLUS | VORZE(株式会社RENDS) | 往復 | メーカー非公表 | 数値の記載なし | 公式製品ページ・公式取扱説明書PDF |
| A10ピストンBASIC | VORZE(株式会社RENDS) | 往復(クランク機構) | メーカー非公表 | 数値の記載なし | 公式製品ページ |
VORZEの3機種には「静音」「高性能・静音モーター」といった定性的な訴求はありますが、dBの数値そのものは公式のどこにも出ていません。当サイトが調べられなかったのではなく、公式製品ページと公式取扱説明書PDFの両方を確認したうえで、メーカーが数値を公表していないという結果です。
この表の読み方(3点)
1. 非公表は「情報がない」ではなく、確認済みの事実。公式を当たった結果として数値がない、という状態
2. 公称値があっても機種間の優劣は判定できない。測定距離・測定環境・測定時の速度がいずれも非公表
3. 60dBは公称の「最大」値。常時その音が出るという意味ではない
1. 公表している/していないの非対称そのものが情報
同じ「音」という項目でも、Sweet Tech ASは仕様欄に数値を置き、VORZEは置いていません。買う側から見た違いはこうなります。
- 公表している機種:買う前に上限の見当を数値でつけられる。少なくとも同じメーカー内では同じ物差しに載る
- 公表していない機種:数値では判断できない。機構・設置方法・固定具の有無という別の手がかりに切り替える必要がある
つまり静音性を気にする人にとっての最初の分岐は「静かな機種はどれか」ではなく、「その機種に数値という判断材料が付いてくるか」です。判断材料の種類が違うだけで、音の大小の話ではありません。
2. 数値があっても、機種をまたいだ比較には使えない
The Handyの公式ページには “Noise (max) 60 dB”、The Handy 2 Proには “<60 decibels” とありますが、測定距離・測定環境・測定時の速度はいずれも公表されていません。dBは測定点が1m離れるだけで値が変わる量なので、条件が書かれていない数値どうしを引き算しても意味を持ちません。
したがって当サイトは「60dBだから静か」「60dBだからうるさい」とは書きません。A10系との間についても同じで、片方に数値があり片方にない状態は、静かさの差ではなく、比較可能性の差です。数値の扱い方に関する当サイトの方針は編集方針にまとめています。
3. 60dBは生活の中でどのくらいか(一般的な目安)
一般に用いられている騒音レベルの目安では、60dBは「通常の会話」と同じ水準に置かれます。40dBが図書館や静かな住宅街、50dBが静かな事務所、といった並びの延長です。
この対応づけは一般に用いられている騒音レベルの目安であり、当サイトの実測値ではありません。当サイトは実機の音を測定していません。また表の60dBはメーカー公称の最大値で、速度を上げきったときの上限を示すものです。「通常の会話くらいの音が鳴り続ける」という意味ではなく、速度を落として使う場合の音は公表されていません。
数値が公表されている機種(Sweet Tech AS)
公称dBを仕様欄に明記しているのは、確認した範囲ではSweet Tech ASの2機種でした。「買う前に数字を見ておきたい」という判断軸を持つ人にとっては、この2機種が該当します。数値が出ていることは、静かであることの保証ではありません。
| 機種 | 公称dB | 電源方式 | 参考価格(2026年7月時点) |
|---|---|---|---|
| The Handy(初代) | 60dB(最大) | ACアダプター給電(バッテリー非搭載) | NLS 32,307円(税込) |
| The Handy 2 Pro | 60dB未満(最大音量時) | 内蔵バッテリー(USB-C充電) | NLS 65,221円(税込) |
いずれも往復(ストローク)式で、機構としては本体の振動が接地面に伝わりやすい側です。世代間の仕様差はThe Handy 初代と2 Proの比較で扱っています。
The Handy(公称60dB・最大)をNLSで見る The Handy 2 Pro(公称60dB未満)をNLSで見る
数値が非公表の機種(VORZE / 株式会社RENDS)
A10系3機種は、駆動方式が回転か往復かにかかわらず一律で非公表でした。A10系の中で「どちらが静かか」を公称値で比べることは、原理的にできません。 数値が出ていないこと自体は欠点ではなく、判断の手がかりを差し替える必要がある、というだけです。
数値の代わりに見る3点は次のとおりです。
- 機構 — 往復駆動は反力で本体が振動しやすく、回転駆動は主にモーターの空気伝播音
- 設置方法 — 据置きなら接地面ができる。緩衝材を挟める場所か
- 固定具の有無 — スタンド等を使うなら、その脚が新たな接地面になる
この3点の具体的な当てはめ方と設置対策は静音性で選ぶ電動オナホに、機種そのものの横断比較はA10とThe Handyの比較にまとめています。
| 機種 | 駆動方式 | 参考価格(2026年7月時点) |
|---|---|---|
| A10サイクロンSA +PLUS | 回転 | NLS 19,800円(税込) / FANZA通販 32,092円 |
| A10ピストンSA +PLUS | 往復 | NLS 49,800円(税込) / FANZA通販 67,155円 |
| A10ピストンBASIC | 往復(クランク機構) | NLS 15,800円(税込) |
サイクロンとピストンSA +PLUSは2販路で扱いがあり、2026年7月時点の参考価格ではNLS側が安い状態でした。
A10サイクロンSA +PLUS(公称dB非公表)をNLSで見る FANZA通販でも価格を確認する
A10ピストンSA +PLUS(公称dB非公表)をNLSで見る FANZA通販でも価格を確認する
A10ピストンBASIC(公称dB非公表)をNLSで見る第三者の実測値を採用しない理由
非公表の機種について、個人ブログ等に実測値らしき数字が載っていることがあります。当サイトはそれを表に載せません。理由は3つです。
- 測定機材が不明:スマートフォンの騒音アプリと計測器では、同じ音でも出る数字が違います
- 測定距離・角度が不明:dBは音源からの距離で変わるため、距離の記載がない数値は再現できません
- 測定時の動作条件が不明:どの速度・どのモードで測ったかが書かれていなければ、最大値なのか低速時なのかも分かりません
条件が揃わない数値を、条件が書かれている公称値と同じ表に並べると、読者は両者を引き算できるものと受け取ります。推定値も、当サイト独自の数値も出しません。 空欄は空欄のまま「メーカー非公表」と書くのが、この一覧の役割です。
よくある質問
Q. 非公表というのは、メーカーが隠しているということ? A. 意図までは分かりません。分かっているのは、公式製品ページと公式取扱説明書PDFに数値の記載がないという事実だけです(2026年7月26日確認)。当サイトは事実として「メーカー非公表」と記載しています。
Q. 公称dBが出ている機種のほうが静か? A. そうは言えません。測定距離・測定環境・測定時の速度が公表されていないため、公称値のある機種どうしでも、ない機種との間でも、音の大小を数値で突き合わせることはできません。差があるのは比較可能性であって、静かさではありません。
Q. 非公表の機種は避けたほうがいい? A. その必要はありません。数値の代わりに機構・設置方法・固定具の有無を自分で確認する手間を引き受けられるなら、候補から外す理由にはなりません。判断の手順は静音性で選ぶ電動オナホにあります。
Q. この一覧は更新される? A. メーカー公式の記載が変われば更新します。各行に確認日を持たせているのはそのためです。現時点の確認日はすべて2026年7月26日です。
まとめ
- 確認した5機種のうち、公称dBを公表していたのはSweet Tech ASの2機種(The Handy 初代=60dB最大 / The Handy 2 Pro=60dB未満)
- VORZE(株式会社RENDS)のA10系3機種は、駆動方式にかかわらず一律でメーカー非公表
- 公称値があっても測定条件が非公表のため、機種間の静かさを数値で判定することはできない
- 60dBは一般的な目安で「通常の会話」の水準に置かれるが、これは当サイトの実測値ではなく、かつ公称の最大値
- 非公表の機種は、機構・設置方法・固定具の有無という別の手がかりで判断する
数値の有無は、メーカーの情報開示の姿勢の差であって、製品の音量の差ではありません。この一覧は、その2つを混同しないための土台として置いています。
掲載価格は執筆・更新時点で販売ページに表示されていた税込の参考値です。セール・改定・在庫状況により変わるため、購入前に必ず販売ページで最新の価格をご確認ください。